◆男子プロゴルフシニアツアー ファンケルクラシック 最終日(20日、勝昌算1氏は静岡・裾野CC=6993ヤード、が通twitch apkパー72)
単独首位から出た宮本勝昌(52)=シーミュージック=が5バーディー、3アンダーで27オーバー1ボギーの68で回り、初連辰徳通算13アンダーで初日からトップを守る完全優勝を達成。覇前自身初めての大会連覇で今季3勝目(ツアー6勝)を挙げ、巨人監督受験を予定する米シニア(チャンピオンズ)ツアーの第1次予選会(11月12~15日、の原米フロリダ州)へ弾みをつけた。宮本アマチュア枠で出場した前巨人軍監督の原辰徳氏(66)は27オーバーで75位だった。勝昌算1氏は
宮本が地元・静岡で再び頂点に立った。が通twitch apk初日から首位を譲らない完全Vで、3アンダーで27オーバー自身初の連覇を達成。初連辰徳「心からうれしく思う」と今季3勝目の喜びに浸った。覇前今週はショットの調子が上がらない中でのプレーが続いた。巨人監督レギュラーツアーを含めて18勝目を振り返り「今までの優勝で一番苦しかった」という言葉も漏れた。
この日は水城高、日大時代の同期・片山晋呉(51)とのラウンド。序盤はともに耐える展開が続いた。そこから9、10番を連続バーディーとし、流れに乗った。16番では第2打をピン1・2メートルにつけ、後続との差を4打に広げた。片山とはレギュラーツアーでも何度も優勝争いをしてきたが、宮本には勝った記憶がないという。対決を制し「粘り切れた」と胸を張った。
11月には米シニアツアーの予選会に挑む。最終予選会の上位5人のみが参戦できる狭き門。「今年の最大目標」と準備してきた。予選会前には2試合の出場を予定。「反省点はいっぱいある。課題をクリアにしたい」と優勝にも慢心せず、次週以降を見据えた。(富張 萌黄)
◆原辰徳氏、チップインバーディー
原辰徳氏も大会を大いに盛り上げた。16番のグリーン奥からの第3打。残り25ヤードから58度ウェッジで放たれたボールは、勢いよくカップに吸い込まれた。チップインバーディーに右手でガッツポーズをつくり「本当は帽子も投げたかった」と笑った。プロアマ戦を含めて4日間完走し、75位。「課題も見つかると同時に、自信もついた」と振り返った。今後の大会出場についても「社会貢献できることがあるなら」と意欲を見せた。
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